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日高本線廃駅の跡

先日、日高地方を車で走行しました。道中、2021年に廃止されたJR日高本線にあった駅の跡をいくつか見てきました。

旧静内駅舎には「JR」の文字が残っています。ホーム跡には競走馬のプレートが立っていましたが、現在は立ち入ることができません。

新冠町では旧新冠駅舎近くの道の駅併設のレコード館に立ち寄りました。エントランスではABBAの曲が流れていました。館内にはジュークボックスがあり、100円硬貨を入れるとお気に入りの1曲を聴くことができます(無料エリア内にあります)。ジュークボックスの曲目リストはこちら、邦楽も洋楽も名曲ぞろいです。

旧大狩部駅は廃止直前に線路や路盤が損壊しているセンセーショナルな光景を見た場所です。現在はホーム跡などに立ち入ることができず、草が生い茂っていて線路跡は全く見えませんでした。春先の4月頃だと違った景色なのかもしれません。

旧日高門別駅舎はJRの文字が消されているものの、地域住民の交流拠点として活用されているようです。中には手動式のポイント切り替え用操作盤があります。配線図を見ると左側に鵡川方、右側に占冠方と書かれていて、旧富内線の日高町駅に設置されていたものではないでしょうか。内部には他にも旧富内線関連の資料があります。ホーム跡の駅名票は廃止後に記念用として設置されたものと思います(旧駅舎内に保管されているのが本物かと)。

順路どおりではありませんが、今回の行程の中で最も印象に残った場所が旧節婦(せっぷ)駅跡です。廃線になった、かつての駅舎の先に見えるのは延伸工事中の高規格道路(日高自動車道)の高架橋。まさに「鉄道から自動車へ」という世の中の変化を物語っているように思えました。