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続:地下鉄の接近メロディー放送終了

2024年3月、札幌市営地下鉄の一部の駅で流れていた「虹と雪のバラード」の接近メロディーの放送が終了したことは以前お伝えしました。
https://takuma-legal.com/2024/03/08/subwaymelody/
この接近メロディーについては、なぜ音源を1種類しか用意しなかったのか?という疑問を抱き続けていました。このような場面で複数の音源を用意しないことは、現代の鉄道の常識として理に適っていないと思います。ただ、歌詞を思い出したときに、そうした疑問が解けた気がしました。理由は次の2点です。そこには一般的な鉄道の考え方を超越した札幌市の思惑を感じました(あくまで個人の感想です)。

その1:動機を考えると
放送開始の理由が札幌に再びオリンピックを招致する機運を盛り上げることを目的としたものでした。それゆえ、もっぱらサビの部分を流し続けることで、これを聴いた人に「♪オリ~ンピ~ックと~」と口ずさんでもらわないと意味がないと考えたのかもしれません。
その2:もはや札幌ではない
同じ「虹と雪のバラード」でもう1種類の音源を用意して方向別にメロディーを流すことを考えると、出だしのところを使うのが無難かと思います。しかしながら出だしの部分にはリピートがあり、リピートした後の「♪まちが~できる~」の話は既に「Fビレッジ」になっていて、これを使うことに少なからず抵抗があったことが想像できます。

あらためて申し上げると、札幌に地下鉄が誕生したきっかけは1972年のオリンピックなのですから、選曲には合理性があるといえます。権利関係など克服すべき課題はあるものの、札幌を代表する1曲でもあるはずですから何らかの形で復活すると嬉しいですね。