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地下鉄の接近メロディー放送終了

2024-03-08

札幌の地下鉄駅の一部で流れている「虹と雪のバラード」の接近メロディーの放送が今月中に終了します。私は放送開始当初からある疑問を抱いていました。その疑問は解けることなく放送自体が終了してしまいます。
その疑問とは、「なぜ音源を1種類しか用意しなかったのか?」ということです。東西線大通駅や南北線・東豊線さっぼろ駅など、島式ホームの駅でメロディーを流さない(流せない)理由もこのことに関係しています。
いまは番線ごとに異なる音源を用意して、音を聞けば列車の進行方向がわかるようにするのが一般的で、それがバリアフリー対策にもつながるのではないでしょうか(例えば、同じ「虹と雪のバラード」でも、出だしのところが流れたときには新さっぽろ行きが、サビの部分が流れたときには宮の沢行きが到着するといった具合に)。
その筋の専門家でなくても思いつくような素朴な疑問を、市役所や交通局で取り上げる人がいなかったのだとすると、それはそれで不思議な話だと思います。
ひとまず“2度目”がなくなったことはさておき、南北線が誕生するきっかけは1972年のオリンピックなのですから、選曲自体には一定の合理性があるといえるでしょう。ただ、微妙な(オリンピック招致の機運を盛り上げる)動機と中途半端な(1種類しかない)音源の用意は、冷ややかに評されてもしかたがないのかもしれませんね。

さぽーとさっぽろ ニューイヤークラシックコンサート2024

2024-01-24

1月19日に札幌コンサートホールKitaraで行われた、さぽーとさっぽろ(公益財団法人札幌市中小企業共済センター)のニューイヤークラシックコンサートを今年も聴きました。札幌交響楽団(札響)の演奏、指揮は前回に続いて札響友情指揮者の広上淳一さんでした。当日は比較的穏やかなお天気だったかと思います。
当日の曲目は写真のとおりです。今回は前半にニューイヤーコンサートらしいヨハン・シュトラウスの楽曲、後半が映画音楽という構成でした。交響曲は映画「アマデウス」にちなんでモーツァルトの25番から第1楽章が演奏されました。今回は3階席からでしたが、全身で指揮をされる広上さんをしっかり見ることができました。個人的には前半に演奏されたポルカ「観光列車」の中で、警笛に使われていた笛にも注目してしまいました。
気がかりだったのはホール内に空席が目立っていたことです。座席定員を上回る応募があり、厳正な抽選が行われたとのことですが、1列まるごと空席に近いところもあり、見た目の入場者数は全体の6割程度に感じました。いくら無料とはいえ安易にキャンセルする人が多いとすれば、応募する側のモラルが問われてもしかたがないと思います。全席指定のためチケットの“もぎり”で来なかった人を把握できるはずですので、今後も同様なことが続くのであれば、当選したのに来なかった人は次回の抽選に参加できないなどの対策も必要かもしれません(当日の悪天候などの場合は別ですが)。
今回のアンコールは恒例の「ラデツキー行進曲」ではなく、オズの魔法使いから「虹の彼方に」でした。これは後半が映画音楽という構成上の理由が主だと思います。ただ、年明け早々に起こった暗いニュースをふまえて手拍子で新年を祝うことが憚(はばか)られるのでは?という事情も影響したかもしれませんね。

マウスを10グラム軽量化

2023-11-23

パソコン用にワイヤレスまたはブルートゥース方式のマウスをお使いの方は少なくないと思います。電源として単3型電池をお使いの場合、これを単4型電池と単3型サイズへの変換アダプターを組み合わせて用いることで、10グラムほど軽量化することができます。電池の容量が小さくなる分交換頻度は高まりますが、日々の使用感を考えるとメリットがあると思います。電池自体も、乾電池を充電式電池に置き換えることで、電池交換時のコストが大幅に下がります。
もっとも、これらの対応はメーカー各社の推奨環境ではないと思われますが(=自己責任で)、これまで問題なく使用しています。

夕張鉄道線の終焉

2023-09-21

先日お伝えしたとおり、夕鉄バスの一部路線が今年10月1日に廃止されます(最終運転日は9月30日)。廃止される路線のうち「新夕張駅前~栗山駅前~新札幌駅前」は、かつて野幌駅と夕張本町駅とを結んでいた夕張鉄道線の代替輸送を担うバス路線と考えられます。野幌駅南口から夕鉄本社ターミナルまでの区間はおおむね当時の線路に沿ったルートで運転されていて、廃線跡に整備された広域農道を走る区間もあります。
車内は非常にきれいな状態ですが、座席の上にある広告にはタイムスリップを感じさせるようなものが残っています。
途中の栗山駅前までは何度か乗車したことがありますが、夕張まで乗車したのは初めてです。廃止を知って乗車した方がいらっしゃったかもしれず、想像していたより乗客は多いと感じました。
現在、長沼町内の停留所には乗降制限が設けられています。新さっぽろ駅前発の便は町内で降車できず、新さっぽろ駅前行きの便には乗車できません。このため、新さっぽろ-長沼 という形の利用はできません(夕張-長沼 は利用可)。
今回は旧清水沢駅の近くまで乗車しました。バスの終点は新夕張駅ですが、旧夕張本町駅とは別の場所で、廃線ルートから離れてしまうことなどが理由で途中下車しました。かつての跨線橋の上から駅のホーム跡を見ました。駅舎は2022年末までに解体されたとのことです。
市内のバス停には10月以降の時刻が掲示されています。新さっぽろ方面行きの便がなくなり、夕張市内のみの運行になります。写真はありませんが、路線が廃止される区間の停留所では停留所自体の廃止のお知らせを見ることができます。
鉄道廃止から間もなく50年、その事実上の代替バス路線も廃止されることで、夕張鉄道線は一つの時代の終わりを迎えるといってよいのではないでしょうか。
新札幌バスターミナルにある栗山駅前行、夕張行の表記も間もなく見納めです(別の日に収録)。

夕鉄バスの路線廃止決定

2023-08-23

夕張鉄道(夕鉄バス)がバス路線の一部廃止を予定していることは以前お伝えしましたが、
https://takuma-legal.com/2023/03/29/yutetsubus/

2023年10月1日付でこれらの路線を廃止することについてのリリースが、8月11日付で行われています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。
https://www.yutetsu.co.jp/infofiles/busrosen_haisi.pdf

(注)画像はリンクのPDFをスクリーンショットしたものです。

新さっぽろの駐車場2時間無料サービス終了のお知らせ

2023-08-20

新さっぽろアークシティ内駐車場の2時間無料サービスが9月19日で終了することが発表されました。9月20日からは館内施設での利用金額などに応じた無料サービスが実施されます。
利用する店舗や施設ごとに駐車券への認証が再び必要になりますのでお気を付けください。
当事務所にお越しの際にこれらの駐車場を利用される方は、料金体系の変更にご注意のほどよろしくお願いいたします。

詳しくはサンピアザ・デュオのホームページをご覧ください。
http://www.sunpi-duo.com/

3枚目の画像は2枚目の2次元バーコードを読み取ったPDFファイルをスクリーンショットしたものです。

【9月11日追記】
新しい料金体系について、現時点でわかっている情報をお知らせします。
サービス時間は合算することができ、最大3時間無料と記されていますが、「1時間無料」サービスは駐車券1枚につき1度限りということで、3店舗で1,999円のお買い物をした場合でも駐車場の無料時間は1時間となります。
また、以前の料金体系にあった「最初の30分間無料」サービスはないとのことです。このため、例えば銀行のATMのみの利用では無料サービスを受けることができなくなります。この点もご注意が必要かと思います。

【9月22日追記】
駐車料金サービスで、サービス時間の合算できる例とできない例についての掲示がありますのでご紹介します。
2時間無料と1時間無料を合わせることができ、この場合は3時間無料になります。

100円グッズ活用法 その2

2023-07-29

以前、100円ショップで売られているテーブル用の脚カバーを、キャリーケースのくつ下がわりに使用していることをご紹介しました。
https://takuma-legal.com/2019/02/11/personal_100yen-goods/
最近そのお店を訪ねると、「キャスターカバー」という専用の商品が置いてありました。気になった方はお試しになってみてはいかがでしょうか。

厚別青葉通の横断仮通路の経路変更

2023-05-11

地下鉄新さっぽろ駅側から、厚別青葉通を越えて厚別中央1条6丁目にあるアクティブリンク(空中歩廊)を結ぶ仮通路の経路が変わります。
現在の仮通路は2023年5月26日まで通ることができます。5月27日から6月1日までの予定で切り替え作業のため通行止めです。6月2日から新しい仮通路での通行が開始されますが、変更後の経路が早く開通する可能性があるとのことです。

夕鉄バスの路線廃止計画

2023-03-29

夕張鉄道(夕鉄バス)が今年10月以降バス路線の一部廃止を予定していることをリリースしています。理由として、運転手不足の慢性化、新型コロナウイルスの影響による利用者の減少や原油価格の高騰などによる厳しい経営状況をあげています。
廃止予定路線は次の3路線です。
(1)新夕張駅前-栗山駅前-新さっぽろ駅前
(2)りすた(夕張市拠点複合施設)-由仁駅前-新さっぽろ駅前
(3)栗山駅前-南幌ビューロー-新さっぽろ駅前
※南幌東町-新さっぽろ駅前の路線は運航を継続します

予定どおりの路線廃止が実施されると、札幌市-江別市-南幌町を結ぶ区間と夕張市内の区間とで会社のバス路線網が分かれることになります。栗山、長沼、由仁の3つの町では夕鉄バスの運行がなくなります。
江別市と栗山町を結ぶ路線は、かつて放送されていた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」のルートとしても利用されていました。この区間が廃止されると、江別市と岩見沢市との間は路線バスでつながらなくなるのではないでしょうか(栗山町と岩見沢市を結ぶ路線は中央バスが運行しています)。
以前新さっぽろ駅前→栗山駅前で乗車した際に、途中の南幌から先で乗客が私1人になったことを思い出してしまいました。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
https://www.yutetsu.co.jp/infofiles/050313info.pdf

(注)画像はリンクのPDFをスクリーンショットしたものです。

「許す」を考える

2023-02-23

五木寛之さんのエッセイ集である『生きるヒント』、その第3巻の中に「許す」と題する章がありました。
ガンで亡くなった五木さんの友人は、「すばらしい秀才でした。意志もつよく、決断力もあり、ぼく(=五木さん)なんかよりはるかに几帳面な紳士でした。」その友人の几帳面さは、『どんなに家に帰るのがおそくなっても、必ず日記をつける』というものでした。そこに日々記していたことについて、『きみ(=五木さん)にも一日のうち一つぐらいは、許せないことって、あるだろう』と語ったとのこと。
「日記に書くといくぶん楽になる、と彼は言う。しかし、文章に書くという行為は、その許せない事柄を記憶の中に再現して、さらに文字に刻みつけることになりはしないか。」「毎日のように日記に<許せない!>相手の名前を書き、その出来事を記録する生きかた」には「無理があり」、「そんな無理をつづけていて、心身のバランスが保たれるわけは」ないことを五木さんは心配して、『そんなふうじゃ長生きできないぞ』と言ったこともありました。
結局その友人は「それまで一度も病気をしたことがないと聞いてきたのに、健診でガンが発見されて、半年もたたずに亡くなってしまった」そうです。

<許せない!>ことを文字に刻み付ける行為が心身に少なからず負担をかけていたのかもしれません。
すべてを許せなくても、上手に忘れるなどして、そうしたことを自分自身から解き放つことの必要性も考えさせられました。

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