2023年度の休眠会社等の整理作業
2023年10月12日、12年以上登記がされていない株式会社および5年以上登記がされていない一般社団法人または一般財団法人に対して法務大臣による官報公告が行われ、同日付けで管轄登記所から通知書の発送を行いました。
上記に該当する株式会社や一般社団法人または一般財団法人は、2023年12月12日までに必要な登記申請または「まだ事業を廃止していない」旨の届出をする必要があり、これらの手続がされなかったときは、対象の会社等について「みなし解散の登記」がなされます。
詳しくは、次のリンクをご参照願います。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00083.html
小樽市と「空家等対策の推進に係る協定」を締結
2023年8月7日、札幌司法書士会は小樽市との間で「空家等対策の推進に係る協定」を締結しました。札幌司法書士会は、7つの市(締結順に室蘭市、札幌市、江別市、苫小牧市、登別市、恵庭市、小樽市)と空き家等対策に関する協定を締結しています。
札幌司法書士会のホームページ内のリンクもご参照ください。
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3394.html
自分の家の敷地に伸びてきた隣の家の枝を自分で切ってもよい場合は?
これまで、自分の家の敷地に伸びてきた隣の家の枝は、勝手に切ることができませんでした。
しかし、2023年4月に施行された新しい民法では、一定の条件を満たせば自分で切ってもよいことになりました。
解説の動画を紹介しますので、ご参考にしていただければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=36VYzXdkAKQ
続:抵当権抹消登記手続はお早めに
住宅金融支援機構の北海道支店長さんが2023年4月に異動されています。2023年3月以前に発行された旧支店長名での書類をお持ちの場合、そのまま抵当権抹消登記申請をすると不都合が生じます。
詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。
2023年4月からの法定利率について
2020年4月に現在の民法が施行される前は、法定利率は年5%に固定されていました。しかし、市中金利を大きく上回る状態が続いていたため、これを年3%に引き下げ、その後は3年ごとに見直される変動制を導入しました。2023年4月1日から2026年3月31日までの法定利率は、引き続き年3%です。2026年4月1日以降の法定利率は未確定で変動する可能性があります。
詳しくは、法務省ホームページ内のリンクをご参照ください。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00317.html
2023年度札幌市危険空家等除却補助制度のご案内
札幌市では、市民のみなさまの安全で安心な住居環境を確保するため、倒壊や建築部材等の飛散のおそれがある危険な空き家などの除却(解体)工事にかかる費用の一部を補助します。
通常型の場合、補助額は最大50万円です。
申請期間は2023年5月15日から9月29日までです。ただし、予算に達し次第受付を終了します。申請に先立ち、除却しようとする空き家が「危険空家等」に該当するかどうかの事前確認を受ける必要があります。
詳しくは、以下のリンクをご参照ください。
https://www.city.sapporo.jp/toshi/k-shido/akiya/akiyahojyo.html
北海道の注文住宅着工数が2割減
2月18日に札幌市内で行われた「住宅政策講演会」で、国土交通省住宅局長さんのお話を聞いてきました。テーマは「最近の住宅行政と空き家問題の状況について」ですが、その中で驚きの数字がありました。
2022年の北海道の持家(注文住宅)着工戸数が、前年比でマイナス19.9%になっていて、全国の前年同月比と比較すると、特に2022年前半における減少幅が大きかったとのことです。
その要因について、関係各所へのヒアリングの結果として以下の理由が挙げられています。
全国の他地域と比較して世帯年収が低く留まる一方、大規模プロジェクトの影響で建築コストおよび札幌近郊の地価が急騰したことや、暖房での電力消費比率が大きい中、電気料金の大幅値上げや観光産業の不振など、インフレやコロナによる消費マインドへの影響が考えられるとのことです。
2022年の地価公示による全国の住宅地の上昇率上位50位までのうち、49か所が北海道(すべて札幌近郊)です。ボールパーク建設の影響でしょうか、北広島市が特に目立っています。
ちなみに、都道府県別の世帯年収で見ると北海道は全国の44位です。
注文住宅の価格上昇により既存住宅市場に流れる動きを指摘する声もあるとのことで、空き家対策に取り組む者のひとりとして、さらなる検討と必要に応じた意見・提言の必要性も感じてきました。
FMラジオ「となりの司法書士さん!」放送開始のお知らせ
北海道ブロック司法書士協議会は、例年秋にFMラジオの番組提供を行なっています。8年目となる今年は、道民の皆さまに司法書士を身近な存在として感じていただけるように、道内各地の司法書士の人となり をお伝えできるようなコーナーを企画しています。それぞれの得意分野のお話しなど、皆さまのご参考になるような内容も予定しておりますので、ぜひお聴きください。
媒体:FMラジオ AIR-G’(FM北海道) 札幌:80.4MHz/ 旭川:76.4MHz/ 函館:88.8MHz/ 釧路:86.4MHz 帯広:78.5Mhz/ 北見:87.8MHz/ 網走:83.1MHz/ 室蘭:89.4MHz
放送時間:毎週金曜日 朝11時30分頃より約10分間 「北川久仁子の brilliant days×F」内における番組放送※放送回によって変わる場合があります。
放送期間:2022年11月4日(金)~2023年2月24日(金)
提供:北海道ブロック司法書士協議会
こちらのリンクもご覧ください。
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3245.html
札幌市証明郵送センター運用開始
これまで、住民票の写しや戸籍謄本等を請求する場合は、住民登録や本籍のある区役所ごとに請求する必要がありましたが、現在は札幌市内全区分の証明書類を一括して請求することが可能となりました。
申請書が札幌市に到着してから発送するまでの目安は、通常1週間~10日程度を見込んでいるとの記載がありますが、本当に1週間かかってしまうようではサービス低下と評されてもしかたがありませんので、迅速な対応をお願いしたいと思います。
ちなみに、同様のセンター処理をしている神戸市の場合は、申請書等を発送いただいてから証明書がお手元に届くまで、通常1週間程度必要ですと記載されています。
詳しくは、以下のリンクをご参照ください。
https://www.city.sapporo.jp/shimin/koseki/yusocenter.html
https://www.city.kobe.lg.jp/a53715/kurashi/registration/shomeisho/yusoseikyusyori.html
なお、証明郵送センターでは取り扱わない住居表示変更証明書については、別途オンライン請求ができるようになっています。郵送または市役所本庁舎の窓口での受け取りが可能です(区役所などでは受け取ることができません)。
https://www.city.sapporo.jp/shimin/koseki/jukyo-hyoji/jukyohyoji-syomeionline.html
8月7日 全国一斉『遺言・相続』相談会(電話相談)を開催します
司法書士制度150周年を記念して、標記の相談会を開催いたします。
10時から16時まで、専用のフリーダイヤルにてご相談をお受けします。番号は 0120-33-9279 です。
札幌司法書士会では面談相談は行いません。ご了承願います。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
https://sapporo-shiho.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/a30ac6d0c189edc2d27bbb26cbdcdb01.pdf