地下鉄の接近メロディー放送終了
札幌の地下鉄駅の一部で流れている「虹と雪のバラード」の接近メロディーの放送が今月中に終了します。私は放送開始当初からある疑問を抱いていました。その疑問は解けることなく放送自体が終了してしまいます。
その疑問とは、「なぜ音源を1種類しか用意しなかったのか?」ということです。東西線大通駅や南北線・東豊線さっぼろ駅など、島式ホームの駅でメロディーを流さない(流せない)理由もこのことに関係しています。
いまは番線ごとに異なる音源を用意して、音を聞けば列車の進行方向がわかるようにするのが一般的で、それがバリアフリー対策にもつながるのではないでしょうか(例えば、同じ「虹と雪のバラード」でも、出だしのところが流れたときには新さっぽろ行きが、サビの部分が流れたときには宮の沢行きが到着するといった具合に)。
その筋の専門家でなくても思いつくような素朴な疑問を、市役所や交通局で取り上げる人がいなかったのだとすると、それはそれで不思議な話だと思います。
ひとまず“2度目”がなくなったことはさておき、南北線が誕生するきっかけは1972年のオリンピックなのですから、選曲自体には一定の合理性があるといえるでしょう。ただ、微妙な(オリンピック招致の機運を盛り上げる)動機と中途半端な(1種類しかない)音源の用意は、冷ややかに評されてもしかたがないのかもしれませんね。
砂川市と「空家等対策の推進に係る協定」を締結
2024年2月8日、札幌司法書士会は砂川市と「砂川市における空き家等対策に関する協定」を締結しました。両者は相互に連携・協力して同市内の空き家等への対策を進めてまいります。札幌司法書士会が自治体とこうした協定を締結するのは昨年8月の小樽市に続いて8市目で、空知管内では初めてです。
札幌司法書士会のホームページ
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3513.html
砂川市のホームページ
https://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/seikatsu_kurashi/juutaku/2024-0208-1600-55.html
札幌法務局内無料登記相談所「きけるっしょ」の相談日拡大
2023年11月2日から札幌法務局内無料登記相談所「きけるっしょ」を再開していますが、2024年2月1日から相談日を火曜日~金曜日に拡大しました(水曜日と金曜日にも開設します)。
相談内容は、引き続き不動産の権利に関する登記と法定相続情報証明制度についてです(商業・法人登記に関する相談は対象外です)。
ご相談は原則事前予約制です。
詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
札幌司法書士会のホームページ
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3496.html
札幌法務局のホームページ
https://houmukyoku.moj.go.jp/sapporo/page000080_00004.html
さぽーとさっぽろ ニューイヤークラシックコンサート2024
1月19日に札幌コンサートホールKitaraで行われた、さぽーとさっぽろ(公益財団法人札幌市中小企業共済センター)のニューイヤークラシックコンサートを今年も聴きました。札幌交響楽団(札響)の演奏、指揮は前回に続いて札響友情指揮者の広上淳一さんでした。当日は比較的穏やかなお天気だったかと思います。
当日の曲目は写真のとおりです。今回は前半にニューイヤーコンサートらしいヨハン・シュトラウスの楽曲、後半が映画音楽という構成でした。交響曲は映画「アマデウス」にちなんでモーツァルトの25番から第1楽章が演奏されました。今回は3階席からでしたが、全身で指揮をされる広上さんをしっかり見ることができました。個人的には前半に演奏されたポルカ「観光列車」の中で、警笛に使われていた笛にも注目してしまいました。
気がかりだったのはホール内に空席が目立っていたことです。座席定員を上回る応募があり、厳正な抽選が行われたとのことですが、1列まるごと空席に近いところもあり、見た目の入場者数は全体の6割程度に感じました。いくら無料とはいえ安易にキャンセルする人が多いとすれば、応募する側のモラルが問われてもしかたがないと思います。全席指定のためチケットの“もぎり”で来なかった人を把握できるはずですので、今後も同様なことが続くのであれば、当選したのに来なかった人は次回の抽選に参加できないなどの対策も必要かもしれません(当日の悪天候などの場合は別ですが)。
今回のアンコールは恒例の「ラデツキー行進曲」ではなく、オズの魔法使いから「虹の彼方に」でした。これは後半が映画音楽という構成上の理由が主だと思います。ただ、年明け早々に起こった暗いニュースをふまえて手拍子で新年を祝うことが憚(はばか)られるのでは?という事情も影響したかもしれませんね。
相続登記に関するウェブサイト「しほサーチ」開設
日本司法書士会連合会では、2024年4月1日に施行される相続登記の申請義務化に向け、相続登記手続を必要としている方が司法書士を容易に検索できる環境を整備することを目的として、相続登記に関するウェブサイト「しほサーチ」を開設しました。
https://souzoku.shiho-shoshi.or.jp/lp/
マウスを10グラム軽量化
パソコン用にワイヤレスまたはブルートゥース方式のマウスをお使いの方は少なくないと思います。電源として単3型電池をお使いの場合、これを単4型電池と単3型サイズへの変換アダプターを組み合わせて用いることで、10グラムほど軽量化することができます。電池の容量が小さくなる分交換頻度は高まりますが、日々の使用感を考えるとメリットがあると思います。電池自体も、乾電池を充電式電池に置き換えることで、電池交換時のコストが大幅に下がります。
もっとも、これらの対応はメーカー各社の推奨環境ではないと思われますが(=自己責任で)、これまで問題なく使用しています。
札幌法務局内無料登記相談所「きけるっしょ」再開
2023年11月2日から、札幌法務局内無料登記相談所(愛称「きけるっしょ」)を再開しました。
日時は毎週火曜日と木曜日(休日と年末年始を除く)の13時から16時まで、相談内容は不動産の権利に関する登記と法定相続情報証明制度についてです(商業・法人登記に関する相談は対象外です)。
ご相談は原則事前予約制です。
詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。
札幌司法書士会のホームページ
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3448.html
札幌法務局のホームページ
https://houmukyoku.moj.go.jp/sapporo/page000080_00004.html
FMラジオ「となりの司法書士さん!シーズン2」
北海道ブロック司法書士協議会は例年秋にFMラジオの番組提供を行なっています。9年目となる今年は、昨年に引き続き道民の皆さまに司法書士を身近な存在として感じていただけるように、道内各地の司法書士の“人となり”をお伝えできるようなコーナーを企画しています。それぞれの得意分野のお話しなど、皆さまのご参考になるような内容も予定しておりますので、ぜひお聴きください。
媒体:FMラジオ AIR-G’(FM北海道) 札幌:80.4MHz/ 旭川:76.4MHz/ 函館:88.8MHz/ 釧路:86.4MHz/ 帯広:78.5MHz/ 北見:87.8MHz/ 網走:83.1MHz/ 室蘭:89.4MHz
放送時間:毎週金曜日11時30分頃より約10分間 「北川久仁子のbrilliant days×F」内における番組放送「となりの司法書士さん!」※放送回によって変わる場合があります
放送期間:2023年11月3日から2024年2月23日まで
提供:北海道ブロック司法書士協議会
こちらのリンクもご覧ください。
https://sapporo-shiho.or.jp/archives/3440.html
2023年度の休眠会社等の整理作業
2023年10月12日、12年以上登記がされていない株式会社および5年以上登記がされていない一般社団法人または一般財団法人に対して法務大臣による官報公告が行われ、同日付けで管轄登記所から通知書の発送を行いました。
上記に該当する株式会社や一般社団法人または一般財団法人は、2023年12月12日までに必要な登記申請または「まだ事業を廃止していない」旨の届出をする必要があり、これらの手続がされなかったときは、対象の会社等について「みなし解散の登記」がなされます。
詳しくは、次のリンクをご参照願います。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00083.html
夕張鉄道線の終焉
先日お伝えしたとおり、夕鉄バスの一部路線が今年10月1日に廃止されます(最終運転日は9月30日)。廃止される路線のうち「新夕張駅前~栗山駅前~新札幌駅前」は、かつて野幌駅と夕張本町駅とを結んでいた夕張鉄道線の代替輸送を担うバス路線と考えられます。野幌駅南口から夕鉄本社ターミナルまでの区間はおおむね当時の線路に沿ったルートで運転されていて、廃線跡に整備された広域農道を走る区間もあります。
車内は非常にきれいな状態ですが、座席の上にある広告にはタイムスリップを感じさせるようなものが残っています。
途中の栗山駅前までは何度か乗車したことがありますが、夕張まで乗車したのは初めてです。廃止を知って乗車した方がいらっしゃったかもしれず、想像していたより乗客は多いと感じました。
現在、長沼町内の停留所には乗降制限が設けられています。新さっぽろ駅前発の便は町内で降車できず、新さっぽろ駅前行きの便には乗車できません。このため、新さっぽろ-長沼 という形の利用はできません(夕張-長沼 は利用可)。
今回は旧清水沢駅の近くまで乗車しました。バスの終点は新夕張駅ですが、旧夕張本町駅とは別の場所で、廃線ルートから離れてしまうことなどが理由で途中下車しました。かつての跨線橋の上から駅のホーム跡を見ました。駅舎は2022年末までに解体されたとのことです。
市内のバス停には10月以降の時刻が掲示されています。新さっぽろ方面行きの便がなくなり、夕張市内のみの運行になります。写真はありませんが、路線が廃止される区間の停留所では停留所自体の廃止のお知らせを見ることができます。
鉄道廃止から間もなく50年、その事実上の代替バス路線も廃止されることで、夕張鉄道線は一つの時代の終わりを迎えるといってよいのではないでしょうか。
新札幌バスターミナルにある栗山駅前行、夕張行の表記も間もなく見納めです(別の日に収録)。